トコジラミとゴミ屋敷と駆除費用の恐ろしい関係(後編) | トコジラミ駆除 -小池害虫害獣駆除事務所-

トコジラミとゴミ屋敷と駆除費用の恐ろしい関係(後編)

前編では、物が多ければ多いほど、トコジラミの潜伏場所が増え、駆除費用がかさむ傾向にあることをご紹介しました。

後編では、引き続きトコジラミの習性と、駆除費用についてご紹介します。

トコジラミの潜伏ポイント!

トコジラミは紙・木・布製の素材につきやすい性質があります。ご自宅で、こんなことはありませんか?

  • 床に、直接段ボール箱が置いてある。中身がいっぱい入っていて、最近動かしていない
  • 以前読んだ週刊誌なんかが山積みになっている
  • 不要書類が置きっぱなし
  • 季節的に使わない衣類が、畳んであるけど床に積んである

忙しい毎日を送っていると、こんな風になってしまうのは仕方がないのかもしれません。

でもトコジラミ目線で言ったら、積極的にトコジラミに住処を提供しているようなものなのです。

物がたくさんあれば、単純に表面積が増えます。散布する薬剤の量が同じなら当然効果は薄くなりますし、物陰が増え、薬の届かない箇所が出てきます。物陰が増えれば増えるほど、隙間が増え、潜伏場所が増えてしまうのです。

床に置いてある雑誌を手に取ったら裏側やページの間にトコジラミが…なんてことも…。

物の量と薬剤散布の回数は、比例する

論我々業者は怪しい箇所を見つけては薬剤を散布していきますが、あまりにも物が多いと限界があります。

その場合、待ち伏せ効果のあるMC(マイクロカプセル)剤に期待することになりますが…。

通常、駆除作業の回数は2回ほどで済むケースがほとんどです。ですが、駆除作業の回数が3回、4回…と増えてしまうケースを振り返ってみると、物の多さが大きく影響していることが多いですね。

もちろん、物の量は普通でも被害が甚大で、結果的に駆除作業の回数が増えるといったケースもゼロではありません。

それでやはり、物の多さが回数に比例している傾向があります。

奥まで薬が届かないので、トコジラミのほうから出てきてもらって薬に触れてもらう必要がある。それには一定以上の時間が必要で、MC剤を念入りに複数回散布しなければならない…。

結果的に作業回数が増えるため、結果費用がかさみます。

トコジラミをきっかけに、家がスッキリ!

ちょっと前に話題になった「断捨離」ではありませんが、トコジラミの被害が始まったのをきっかけにして、一気に不用品を処分するお客様もいらっしゃいます。2回目に工事に行ったら、押入れの中身が1回目の時の半分になっていた…なんてこともありました。

これは駆除する側にも非常にありがたいことです。薬の効き具合も全く違います。

トコジラミの被害にあうというのは、青信号を渡っていて交通事故にあうようなもの。被害にあった人に落ち度は全くありません。でも、被害にあってしまってからクヨクヨしていても始まりません。

「いい機会だから断捨離だ!」くらいの潔さが早期完全駆除・穏やかな日常を取り戻す近道なんだと思います。

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