先日、某TV番組のコーナーで
「トコジラミ被害が増えている!」
と言う話題が取り上げられており、番組内では、
「スーパートコジラミ!」
という言葉まで使われていました。

内容としては、

  • ピレスロイド系の殺虫剤が効き難いトコジラミが増えてきている
  • スーパートコジラミとは、ピレスロイド系殺虫剤が効き難いトコジラミのことである

というものでした。

ひょっとしたら、この番組をご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

若干、メディアが不必要に恐怖心を煽っているようにも感じてしまう内容でもあると、私は感じました。
しかし、
「トコジラミにピレスロイド系殺虫剤が効き難い傾向にあるという」話は、数年前から耳にしてたことでもあります。

なのでこの機会に、豆知識をご紹介します。

そもそも、ピレスロイド系って?

いわゆる「除虫菊(シロバナムシヨケギク)」の成分です。

除虫菊という植物には

  • ハエ
  • ノミ

等に対する殺虫成分が含まれていることが分かっています。

この成分を利用したものが、あの有名な渦巻き型蚊取り線香なんです。
そして、除虫菊の主成分が「ピレスロイド」なんですね。

現在では植物から採取するのではなく工業的に生成される「合成ピレスロイド」が使用されるのがほとんどのようです。

ピレスロイドは人間にも害がある?

ピレスロイドが絶大な効果を及ぼすのは、昆虫・爬虫類・魚類です。
種類としては、神経の伝達を阻害する「神経毒」ですね。

しかし、野鳥類や人間をはじめとするほ乳類には非常に弱い効果しか示しません。

昆虫を対象とした濃度では、人に対してほぼ効果が現れない、といって良いレベル。
⇒つまりヒトに安全な殺虫剤なのです!

「安全性」・「即効性」・「忌避性(虫が嫌がって近づかない)」を併せ持つピレスロイド。
とても便利なので、本当に沢山の殺虫剤製品に使われています。

例えば

  • 渦巻き型の蚊取り線香
  • ワンプッシュ型蚊取機の主成分
  • ハエ、蚊用エアゾール(スプレー缶)
  • 強力ゴキブリ用エアゾール
  • バルサンなどのくん煙剤

などなど…。

ピレスロイド系ではない殺虫剤を探すほうが大変なくらいです。
(それぞれ、違う成分名が表記されていますが、系列としてはすべてピレスロイド系です)

長くなってしまったので、耐性については次回お話させていただきますね。

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