セルフクロアリ駆除は、巣の規模が決め手！

クロアリの駆除は、「まず自分でやってみよう」と思われる方が大半です。
そして、巣の規模が小さいうちなら、市販の薬剤（スプレー・粉状の殺虫剤やクロアリ用食毒剤毒餌）でもある程度効果を発揮し、駆除に成功する場合もあります。

しかし、クロアリの巣の規模が大きくなってしまうと、一般の方が市販の薬剤を散布しても完全な駆除に至らない場合がほとんど。
このような状況を改善するには、使用する薬剤の種類・濃度・散布の量や範囲…など、専門的な知識や技術が必要になるからなんです。

巣が大きいと、なぜクロアリの巣の駆除に苦戦するのか？
それは、女王アリまで薬剤が届きにくいからなんです。

クロアリってこんな生き物やクロアリ対策工事内容にも書いていますが、クロアリ駆除では「女王アリの駆除」が最も重要です。

理由は簡単。
女王アリが卵を産み続けているからなんですね。
巣の外に出ているアリをいくら駆除しても、女王アリが新しくアリを産み出し続ける限り、アリはいなくなりません。

具体的な駆除方法については、自分で試す、クロアリ駆除に書いてありますので、ここでは省略します。

その代わり、ここでは「巣の規模を判断する目安」をご紹介します。
巣の規模を判断する目安、は3つ。
1つはアリの出現数、2つ目はアリの出現頻度、3つ目は羽アリ出現の有無です。

家の中に出るアリが数匹程度と少なく、頻度も週1程度の場合は、巣の規模は小さめと見てよいでしょう。
逆に、室内で数十～数百匹近いアリが出現しているような場合は、巣がそれなりの大きさにまで育っていると思ったほうが良いですね。

このように大量のアリが室内に出現している場合、一般の方による完全駆除はかなり厳しい状況にあり、専門業者の力が必要です。
大量のアリでお困りの場合は、ぜひ弊社にご相談ください。

さらに、羽アリが出現している場合。
これはさらに難しい問題があります。
羽アリに関する問題については、また別の機会にご紹介させて頂きますね。