ハクビシンが煙霧処理でも逃げなかった場合のために、捕獲ケージを設置します。
天井裏などに営巣し長い間暮らしていた場合や、出産し子供が居る場合などは、その場所への執着心が強くなかなか出て行ってくれません。
その場合は「捕獲」という手段で建物内から取り除きます。
捕獲ケージってどんなもの?
踏み板式捕獲ケージ
まずは実物をご覧ください。
これが捕獲に使用する踏み板式捕獲ケージ(箱わな)です。
餌を取ろうとしてケージの中に入り板を踏むと扉が閉まり捕獲されます。
金属で出来た丈夫なカゴで、1か所扉がついています。
中に餌を仕掛け、その餌をとるためにカゴの中にハクビシンが入りこむと扉が閉まり捕獲されるという仕組みです。
非常にシンプルな仕掛けですが、これでハクビシンを捕獲することができます。
ハクビシンは雑食ですが、木の実などの植物食に大きく偏った習性を持っていまので、餌にはリンゴ・バナナなどの果物を使うことが多いですね。
床下に設置した事例
この写真は、踏み板式捕獲ケージを、床下収納庫を取り外した口から床下に設置したところです。
吊り下げ式捕獲ケージ
この写真は、吊り下げ式捕獲ケージを天井裏に設置したところです。
吊り下げ式捕獲ケージは、ケージの中に吊り下げた餌を取ろうとして引っ張ると扉が閉まり捕獲される仕組みになっています。
場所やスペースによって踏み板式と吊り下げ式を使い分けています
上の小さいケージが吊り下げ式、下の大きなケージが踏み板式です。
弊社では、この2つを場所やスペースによって使い分けています。
たとえば、天井裏など、狭い場所には小型で軽量の吊り下げ式を利用することが多いですね。