ハクビシンを追い出すための煙霧機ってこんなもの
ハクビシンはほ乳類なので、煙を嫌う習性があります。
この習性を利用した作業がハクビシンの追出煙霧処理で、写真の煙霧機という機械を使って天井裏・床下に煙を吹き込み、出来る限り建物内のハクビシンを外に追出します。
ハクビシンに毒ガス攻撃?いいえ!出るのは無害な煙です
煙霧機からは、このようにどばっと煙が出ます。
お客様から「毒ガスでハクビシンをやっつけるんですか?」と聞かれることがあります。
しかし、そんなことはありません。
煙霧機から出てくるものはあくまでも「煙」です。
この煙の中には若干の殺虫成分が含まれてはいますが、ほ乳類に対しての毒性はほぼゼロの安全なもの。
ハクビシンを毒殺することが目的ではなく、煙を嫌う習性を利用してハクビシンには自主的に逃げ出してもらいます。
このように、煙霧機から出てくる煙には良くも悪くも「実害」がありません。
ハクビシンは煙を嫌がって逃げますが、ハクビシンにとっては害のない煙です。煙さえなくなれば、再び天井裏など自分の巣がある場所へ戻ってきてしまうことは想像に難しくないでしょう。
煙霧機でハクビシンを追い出したところで、速やかに侵入口の封鎖工事を行うことが重要です。
ハクビシンの侵入口を封鎖してしまえば、ハクビシンは戻ってきたくても戻ってこられないのですから。
ハクビシンは登場しませんが追出煙霧処理を動画で見られます
※この動画でハクビシンなどの動物が出てくることはありませんが、機械音が出ますのでご注意ください。
煙霧機と一緒に送風機も天井裏へ運び込んで作業しています。
最初は煙霧機のみで煙を吹いていますが、その後送風機のスイッチを入れることで、天井裏の奥まで強力に煙を送り込むことができるためです。隅々まで煙を送り込み、ハクビシンに出て行ってもらいます。