2階にあるお嬢様のお部屋で、ベッドを寄せてある窓の
戸袋が現場でした。
日差しが気になるとのことで戸板を1枚出しっぱなしの状態で数年間いたため、1枚分隙間のできた
戸袋に
ムクドリが営巣していました。
数年前から毎年営巣している事は気が付いていたが、今年は特にダニが酷く部屋が使えないほどになったため何とかして欲しい、とのお問い合わせでした。
お伺いした日は
ムクドリが巣立ってから1~2日目だったようです。吸血する相手のいなくなってしまったトリサシダニ(シャープペンの先ほどの大きさのダニ)が、大量に
戸袋からあふれ出ていました。
大げさではなく恐らくは数万匹という単位で
戸袋の口から、1匹0.5mm程度のダニが固まりになってぼろぼろおちてくる状態。
すさまじい被害といえます。
戸袋の中にも数年分の巣材が地層のように堆積した状態で積み上げられており、中の戸板は全く動かない状態でした。