2.トコジラミ駆除薬剤塗布 | トコジラミ駆除 -小池害虫害獣駆除事務所-

2.トコジラミ駆除薬剤塗布

刷毛またはハンドスプレーで散布します
即効性と残効性の両方の性質のあるトコジラミ駆除剤を、刷毛で塗布またはスプレーで吹き掛けていきます。

通常の害虫駆除のような、「空間噴霧」や「くん煙」ではないことが重要です。 いくら沢山空間噴霧しても、トコジラミが潜む隙間の奥まで薬効成分が届かないのでは効果は得られません。 お客様ご自身がくん煙などをしてしまい、煙に追われたトコジラミが家全体に広がってしまっていたというケースもありました。

トコジラミが潜むピンポイントに駆除剤を塗りこむ、という作業が必要になります。 スチーム処理同様、非常に手間も時間もかかる作業です。

作業する箇所は、スチーム処理と同ポイントとなります。

↓ 「角」「隅」などトコジラミが潜みやすい場所に薬剤を刷毛で塗りこんでいきます。
トコジラミが潜みやすい場所に薬剤を刷毛で塗ります
丁寧にしっかり塗布します

↓ 手が届かない・範囲が広い等、刷毛塗りでは効率が極端に長い場合、ハンドスプレーで薬剤を吹き付けます

ハンドスプレーで手が届かない場所にもしっかり薬剤を

成虫トコジラミにこの薬剤が直接吹きかかれば、確実に駆除できます。
「ピレスロイド系ではない」成分です。
(カルバメート系)
1週間程度の残効性があるとも言われています。

数年前までは「スチーム処理」とこの薬剤散布のみで駆除作業を行っていました。
非常によく効く薬剤なのですが、広範囲に散布できない以下の事情があります。

 ・あまりまき過ぎると若干薬剤臭がする
 ・油剤(主成分は油)なので、まき過ぎるとベタベタする

スチーム処理とこの薬剤処理だけでトコジラミを完全駆除するためには、トコジラミが潜んでいる場所を完全に洗い出しきって、全ての箇所を処理しなければならず、本当に大変な作業でした。
また、潜み場所を把握しきれずに被害が再発する、というケースも残念ながら発生していました。

この状況を打開したのが、次項でご説明する「マイクロカプセル剤」なのです。

被害&工事内容が分かる!お客様の声 納得!駆除料金について

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