3.残効性MC剤噴霧 | トコジラミ駆除 -小池害虫害獣駆除事務所-

3.残効性MC剤噴霧

MC剤とは「マイクロカプセル剤」の意味です。
↓このような蓄圧式薬剤散布機で散布します。
蓄圧式薬剤散布機

MC剤は、薬の成分が非常に微細なマイクロカプセルの中に封入されたたものの水溶液です。 トコジラミなどの害虫が接触するとカプセルが割れ、薬剤が害虫に付着し効果を発揮します。 害虫が触れなければマイクロカプセルはそのまま残っています。 残効性の高い薬と言えます。

トコジラミは夜行性であり、昼間はすき間の奥に潜んでいます。 昼間のうちにこのMC剤を噴霧しておくと、夜になりすき間から這い出してきたトコジラミがマイクロカプセルに接触、薬剤効果が発揮されます。 残効性が高いことから、MC剤噴霧時にすでに産み付けられていた卵から孵化したトコジラミにも効果が期待できます。

また、使用するMC剤は、メーカーの実験により、ほ乳類に対する高い安全性が確認された製品でもあります。 小さなお子様や、ワンちゃんネコちゃんなどのペットがいる環境でも安心して使用できます。

トコジラミが潜んでいそうな場所に散布
さらに重要な散布ポイントがあります。
「トジラミが歩くルート」に散布することです。

トコジラミが潜んでいる場所、潜みやすい場所があり、夜人が寝る場所があります。
夜になると、潜んでいる場所から人が寝ている場所までとコジラミが移動してきます。
そのルートを見極め、しっかり散布します。

衣装ケースにトコジラミが潜んでいることも

事情が許す限り広い範囲に散布した方が効果が高まります。
また、「マイクロカプセル剤」であるがための、散布し方のコツ、ノウハウもあります。

トコジラミが歩くルートもポイント

MC剤の欠点を活かす!

MC剤には、効果があらわれるまでに少し時間がかかるという欠点があります。
「MC剤によってトコジラミが消えた!」という実感があるのは、散布してから3日~1週間程度後です。
つまり、MC剤だけでは3日〜1週間はトコジラミ刺咬被害を受ける可能性があります。

この状況をできるだけ軽減させるため、スチーム処理を実施し孵化可能な卵の数を減らし、駆除油剤の塗布散布を実施し生息トコジラミの絶対数を小さくしてからMC剤を散布します。
こうすることで、スチームや駆除剤から逃れたトコジラミも、時間差攻撃のMC剤でさらに駆除率が高まるというわけです。

それぞれの駆除方法のメリット・デメリットを活かした合わせ技で、速やか、かつ確実にトコジラミを全滅させます。

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