実話!ハクビシン放置事件簿2:そして犯人は現場に戻る | ハクビシン駆除

実話!ハクビシン放置事件簿2:そして犯人は現場に戻る

以前、こんなお問い合わせがありました。

「毎日じゃないけどたまに天井裏から音がするんだ。毎日じゃないからたいした被害じゃないと思うよ。」
「初めに音に気が付いたのは、3年ぐらい前かな・・」

お客様の「3年ぐらい前」という言葉に、
「”たまに”が”3年”続けば、音の頻度が少ないとはいえ、被害が進んでいても不思議ではない…」
と考えたことを今でも覚えています。

3年程度とは思えない被害がそこに!

そして調査当日。
とても驚きました。

2階の天井裏だけでなく、1階の天井裏も全面ハクビシンの糞だらけ。
もちろん、無事な断熱材は1枚もありませんでした。

この他にも

  • 1Fリビング天井にシミが出来ている
  • 1F納戸内押入れ天袋、開けた途端にハクビシンのフンがバラバラ落ちてきた
  • 別の1Fのお部屋、天袋から天井裏を覗いたら、目の前の断熱材が一面ハクビシンの巣にされていて断熱材がせんべい布団のようにぺっちゃんこ
  • 2F天井裏、断熱材のきれいな部分が全くないほど全面がハクビシンの巣とフン

などなど…。

お客様は「3年ぐらい前」と仰いましたが、本当はもっと前から被害があったのでは?と思うほど酷い荒らされようだったのです。

ただし本当に3年程度なら、
「ハクビシンにとって、とても都合の良い侵入口があるはず!」
とも考えられます。

たった1箇所の狭い侵入口

侵入口はたったの1箇所でした。
信じられなくて徹底的に調査しましたが、本当にその1箇所だけだったのです。

しかも、10センチ程度の隙間。
床下換気口にはめ込んである格子が、経年劣化で格子の棒が2本ほど折れて出来た隙間だったのです。

この程度のこと、普通は気にしませんよね。
しかも、家の外周を日々点検し続け、こういったの穴をすぐに見つけて塞ぐ…というのは、一般の方には難しい話です。

ですから被害を大きくしないためには、天井裏の異変に気づいたら我慢せずに、すぐに調査するのが大切だと改めて感じた現場でした。

なお、駆除作業自体は無事終了。
お客様にも喜んでいただけました。

そして犯人は現場に戻る

駆除工事を行った日の夜…。

ガチャガチャ、ガチャガチャ…
と、金網を引っかく音が聞こえたそうです。

これは、ハクビシンが侵入に使っていた穴を塞いだステンレスの金網を引っかく音。

「工事して貰ったその日の夜、この音が聞こえた」
とお客様からご連絡いただきました。

長く巣にしていた場所へ戻りたくて、ハクビシンが金網をどかそうと奮闘していたのです。

このように、ハクビシン被害を長期間放置すると、追い出したハクビシンが巣への執着心から戻ってきてしまうんです。

ハクビシン被害を終わらせるためには「追い出したら終わり」ではないんですね。
ハクビシンを追い出し、侵入に使われた場所を塞ぎ、荒らされた天井裏をキレイに掃除・消毒する。

ここまでしないと、戻ってきたハクビシンがまた家の中に侵入してしまいます。

それに、荒らされた天井裏をキレイにしないと、今度は異臭やノミ・ダニ被害が発生。
また、断熱材も使えなくなっていますから、断熱効果も期待出来ませんね。

弊社では、作業前後の様子をカメラなどで撮影し、お客様にご確認いただくことが出来ます。
また、万が一被害が再発した場合でも、保証期間内であれば無料で工事いたします。

ハクビシン被害でお困りなら、ぜひコチラからお問い合わせください。
平穏な暮らしを、全力で取り戻させていただきます!

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