日本の生息数が増えているアライグマ。
家屋被害を受ける前に、何か対策をしたいという方のために、2つの対策をご紹介します。

対策1:アライグマを家に近づけない工夫をする

家屋被害を受けないためには、何よりも自宅にアライグマを近づけないことが重要です。
ですが非常に残念なことに、お住まいの地域にアライグマが生息している場合、ご自宅に「アライグマを近づけないための完全な手立て」は存在しません。

ですが、「少しでも近づけないようにする工夫」をすることは出来ます。
例えば、
・ゴミや食べ物を家の周りに置かない
・ペットの餌を外に出しっぱなしにしない
・庭に果物のなる木を植えない
・お庭の池で魚類の飼育をしない(カエルもアライグマの餌になってしまいます)
などがそうですね。

アライグマは、「ゴミ袋やゴミ箱の中に食べられるものがある」ということをすでに学習しています。
ですから、ゴミ類はもちろん、アライグマの餌になりそうなもの全般を家の周りに置かないことが重要なのです。

「うちのゴミ箱には蓋をつけてるから大丈夫!」
いいえ、そんなことはありません。
手先の器用なアライグマは、ゴミ箱の蓋をあけるなんて造作もないこと。
もちろん、ゴミ箱をひっくり返すのも朝飯前です。

また「ここは、食べるものがある場所だ」と学習されてしまうと、次から次へとアライグマを呼び寄せる原因になりかねません。

また、果樹園などの農家の方々も、アライグマ被害には悩んでいるのです。
農家の方々も色々な対策を考案し実施していますが、決定的な「忌避法」は存在しないのが現状です。
ですから、少しでもアライグマが近づく要素を自力で減らしていきましょう。

対策2:建物にアライグマの侵入口を作らない

繰り返しになりますが、ご自宅に「アライグマを近づけないための完全な手立て」は存在しません。
ですが、「家屋への侵入を防ぐ」ことは可能です。

例えば
・床下換気口の格子の破損がないか?
・リフォーム・増築などを行ったときの、新しい部分と古い部分の合わせ目に隙間がないか?
を確認し、あれば修理しておくことで、アライグマが家の中に浸入することを防止できます。

「隙間くらい大丈夫では?」
と、思われるかもしれません。
しかしアライグマはとても力が強いので、ちょっとした隙間を壊して穴を拡大し、浸入経路にしてしまうんですね。

ただしこの方法は、「現在、家の中にアライグマが侵入していないこと」が前提となります。
万が一アライグマが家の中に侵入している場合、逆にアライグマを家の中に閉じ込めてしまうことになるのです。
その場合は、先に専門業者にアライグマの駆除をしてもらいましょう。
もちろん、弊社でもお力になります。

他人事ではない!増え続けているアライグマ

外来種であるアライグマは、驚くほどその生息数を増やしています。
関東地方、千葉・埼玉・神奈川・東京で、アライグマの居ない地域はありません。

「野生動物にとって、都市部・住宅地などの環境は住み辛いのでは?」
と思われるかもしれませんが、すっかり適応し繁殖、その数を増やし続けているのです。

都市部に適応したアライグマにとって、一般家屋の天井裏は絶好の棲家。
人目につかず外敵に見つからず、断熱材を巣材にして出産・子育てまでしています。
それだけではありません。
沢山の糞尿をし、病原菌・回虫・ノミなどをばら撒きます。

アライグマは夜中に住宅街をうろつき、侵入できる口を捜しています。
アライグマの被害を未然に防ぐには、「なるべく家に近づけない工夫」をしつつ「建物にアライグマの侵入口をつくらない」、これしかないのです。